岐阜県山県市富永、大自然の中にある〝あじさいの山寺・龍王山 三光寺〟が「御朱印めぐり」紹介されました。【東海テレビ/スイッチ2016年6月23日放送】
三光寺 岐阜・山県市
創建は江戸時代初期の明暦3年(1657年)。御本尊は、病気平癒の御利益で知られる「薬師瑠璃光如来」。アクセスは東海環状自動車道・関広見ICからクルマで20分。傍らを武儀川が流れ、大自然の中なので空気がおいしい。
山門の上に鐘楼がある珍しい造りです。眼下に武儀川を望む三光寺。そのシンボル的な存在が山門です。
あじさい祭り
三光寺では6月30日まで、あじさい祭りが行われています。境内にはおよそ200種類、1万株のあじさいが植えられています。特徴的なのはヤマアジサイの種類が多いことです。
ヤマアジサイ(山紫陽花)とは、日本古来の在来種で地域によってさまざまな品種があります。
西洋アジサイとは違った、素朴で可憐な花ですね。梅雨の季節を彩る紫陽花。代表的な〝紅〟や〝藍姫〟をはじめ種類は様々です。
三光寺では全国各地から貴重な品種を集め、境内のいたる所に植えています。都会の喧騒を離れ、紫陽花の美しさに心が癒されます。
境内は起伏に富んでいるので、少し上からの景色も素晴らしいです。
あじさい祭りを始めたのは20年前。きっかけは境内に自生していた紫陽花に住職が、梅雨の季節にも参拝の方に楽しんでもらうために、様々な紫陽花を植え始めたそうです。今では、東海屈指のあじさいの山寺として親しまれています。
お参りの際には、護摩木を頂きます(護摩木奉納300円)。願い事と名前を書きお堂にお供えします。
今月26日には、願い事の成就を願い「あじさい祭り」紫燈護摩祈祷会が行われます。
三光寺
三光寺の名由来は、山門の下に流れる川のほとりで光っていた三体の仏像を祀ったことが、三光寺の始まりと言われています。
三体のうちの一体は、持仏堂「回向所」の安置されています。「阿弥陀如来」。人々を極楽浄土に導くとされる仏様です。
残る二体は、本堂に安置されています。特別に本堂の中を見せていただけます。観音様は33のお姿を変えて所業をお守りいただく。その中でも、こちらの「聖観音菩薩」は、中心的な観音様だそうです。
仏様というのは全て、自分の心と対面しての姿。自分の気持ちがいらだっていたり、心静かな状態だとか、心の状態によって仏様の顔が違って見えるそうです。
そして、御本尊の秘仏「薬師瑠璃光如来」。本来は1年に一度だけ、毎年10月12日の大般若法会にて御開扉されます。が、特別に御開扉していただけました。
病気平癒の御本尊様なので信仰が厚く、特に目の病に効くとされています。左手には薬種壺を持ってみえます。とてもありがたく貴重ですね。
御朱印
御朱印※300円。
あじさい祭りでは、あじさいまんじゅうと抹茶のセット500円。がいただけます。※7月3日(日)まで。歴史ある山寺の中、あじさいを眺めながら頂くお抹茶は、格別でしょうね。
龍王山 三光寺
【住所】岐阜県山県市富永671-1
【電話番号】（0581）52-1054
護摩木奉納 300円
御朱印 300円
あじさいまんじゅうと抹茶のセット 500円
※7月3日(日)まで
あじさいの苗 700円～
※7月3日(日)まであじさい祭り【6月30日(木)まで】
※入場の際には護摩木(300円)を奉納してください
柴燈護摩祈祷会
6月26日(日)午前11時～
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