戦国武将の石田三成が今、空前の三成ブームです。石田三成ゆかりの地を巡りながら、人気のグルメやおススメの立ち寄りスポットのご紹介です。【東海テレビ/スイッチ2016年10月14日放送】
目 次
戦国武将・石田三成
関ヶ原の戦いで徳川家康に敗れ、イメージは良くないかもしれませんが、ゲームのキャラクターや大河ドラマで人気に火が付き、一躍脚光を浴びています。
そもそも石田三成とはどんな武将だったのでしょう。近江出身の戦国武将で、若いころから豊臣秀吉に仕え、豊臣五奉行の一人です。秀吉の死後、関ヶ原の戦いで西軍を率いますが、徳川家康に敗れます。
「ずるい、冷たい。。」と悪役に見られがちな三成ですが、最近は好意的に描かれることが多くなりました。
滋賀県のPR動画があります。役所っぽくない脱力感の動画ですね(笑)
石田会館
北陸自動車道長浜ICからおよそ5分。名古屋からクルマで約1時間15分、滋賀県長浜市へ。ここに三成ファンから聖地と呼ばれる地があるそうです。
JR長浜駅から東に5㎞ほどの所にある「石田会館」という資料館。この会館は石田三成が生まれた屋敷跡に建っており、三成ファンからは聖地と呼ばれ全国からファンが訪れます。
館内には甲冑や肖像画などが展示されています。
石田三成が生まれた石田家の一丁四反のお屋敷があった会館の横にある池は、昔のお屋敷の周りにあった堀の一部として残っています。
【住所】滋賀県長浜市石田町576
【電話番号】(0749)62-8285
【営業時間】
平日 午前9時30分
~午後0時30分
土日祝 午後1時~午後5時
※MEET三成展の期間中は
土日祝は午前10時~午後5時
【定休日】不定休(1月、2月のみ土日祝は休み)
入場料 無料⇒石田会館(観光サイトHP内)
大原観音寺
石田会館からクルマで5分。三成と秀吉の出会いの場である、滋賀県米原市の大原観音寺へ。深い緑に囲まれた本堂は、歴史を感じさせる荘厳なたたずまいです。こちらにも大勢の三成ファンが訪れています。
~三献茶~
鷹狩の帰りに、大原観音寺に立ち寄った秀吉は、寺の小僧だった三成からお茶のおもてなしを受けます。
三成はのどが渇いた秀吉に1杯目は、大きな茶碗にぬるいお茶を、2杯目はやや熱め、3杯目は小さな茶碗に熱いお茶を出しました。秀吉はこの細やかな気配りに感心し、三成を召し抱えたとされています。
JR長浜駅前「出会いの像」
そんなエピソードにちなみ11月末まで、お茶の無料サービスがされています。秀吉の気分でいただけますね^^。
【住所】滋賀県米原市朝日1342
【電話番号】(0749)58-2227
(米原市役所観光課)
※MEET三成展 米原会場
【営業時間】午前9時~午後4時30分
展示期間:2016年5月14日~11月30日
【定休日】無休
お茶の無料サービス:来月末まで⇒大原観音寺(観光サイトHP内)
大人気!驚きの三成めし登場
大原観音寺を後に、続いてはお隣の滋賀県彦根市へ。こちらも三成ブームで盛り上がっていました。城下町の雰囲気が漂う街です。
~三成めし~
彦根・米原・長浜の3つの市では、三成をテーマにしたメニューを三成めしと認定しPRしています。本格的な食事からスイーツまで38店舗で楽しむことができます。
⇒三成めしHP
今回、彦根城のすぐ隣にある、近江牛と近江鶏の店「近江や」に三成めしをいただきに訪れます。
こちらの三成めしは、三成丼御膳1296円。
琵琶湖で採れる特産「ビワマス」と、三成と親交が深かった武将、大谷吉継ゆかりの福井県の特産「しめさば」で2人の友情を表現しています。卵焼きには三成の旗印「大一大万大吉」が入っています。
~大一大万大吉~
(だいいち・だいまん・だいきち)
石田三成が戦いの際に、掲げた旗印で、家紋ではなくスローガンのようなもの。「一人が万人のため、万人が一人のために尽くせば平和になる」という意味。人に尽くし平和を望むという三成の人柄が表れています。
三成丼御膳のお味は、ビワマスは、琵琶湖固有種の魚で、滋賀県の方でも食べる機会が少ないそうす。脂がのっていてとても美味しいそうです。しめさばは、甘みがあり身がふわふわとしてこちらも美味しく、2つの味を楽しめる丼になっています。
【住所】滋賀県彦根市本町1-6-25 2階
【電話番号】(0749)22-6728
【営業時間】午前11時30分~午後3時
(L.O.午後2時30分)
午後5時30分~午後11時
(L.O.午後10時30分)
【定休日】毎週木曜日三成丼御膳1296円
(ディナータイムのみチャージ(席料)として別途378円が必要となります)⇒近江牛と近江鶏の店 近江やブログ
関ヶ原町歴史民俗資料館
三成の出身地、滋賀県を後にし、天下分け目の地、岐阜県関ケ原町へ。
JR関ケ原駅から歩いて5分、関ケ原町歴史民俗資料館があります。
顔出し看板って楽しいですよね。つい写真撮りたくなります^^。
館内には、合戦を描いた屏風絵や実際に使われた武器などが展示されています。売店には、戦国武将のオリジナルグッズが売っています。
関ヶ原の戦いに参戦した武将のグッズが揃っていて、その中でも人気は徳川家康かと思いきや、関が原にも関わらず、石田三成だそうです。歴女の方に特に人気だそうです。
最近、圧倒的な人気の三成グッズは、旗印の入った湯吞・ミニのぼり・定規や、死ぬ間際まで体調を気にしていたという逸話にちなんだ柿のぜりーなどユニークな物も揃います。
【住所】岐阜県不破郡関ケ原町大字関ケ原894-2
【電話番号】(0584)43-2665
【営業時間】
3月~10月:午前9時~午後5時
11月~2月:午前9時~午後4時30分まで
【定休日】毎週月曜日入場券
大人 350円
小中学生 200円SEKIGAHARAゆのみ 1200円
超ミニのぼり 500円
家紋定規 500円
胆の毒ゼリー 520円
缶.三成三献茶 600円⇒関ヶ原町歴史民俗資料館
笹尾山 石田三成陣跡
資料館を後にし、関ヶ原の戦いで三成が陣を張った笹尾山へ。戦局を見るのに絶好の場所でした。現在は古戦場を一望できる展望台として整備されています。
山の登り口には復元された馬防柵もあり、週末にはたくさんの人でにぎわいます。三成ブームすごいですね。
展望台に上ると、まさに戦いを一望できるであろう景色が広がります。
~関ヶ原の戦い(1600年)~
1600年9月、三成率いる西軍と家康率いる東軍が関ケ原に集結。両軍合わせて15万以上の兵がぶつかる天下分け目の戦いが。最初は西軍が有利に戦いを進めましたが、味方の裏切りなどもあり、東軍が勝利。江戸幕府の誕生に繋がりました。
下剋上や裏切りが当たり前だった戦国時代に最後まで秀吉の忠誠を貫いた光成。筋の通った生き方が、今 人々を魅了しています。
>>レポーターのザ・たっちさんがブログに書かれています^^。
大河ドラマ「真田丸」と合わせて読んでみえる方もみえます。
↓ ↓ ↓
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