椎間板ヘルニアの手術を振り返り再発防止・腰痛予防の方法を試してみました

腰痛ヘルニア日記

腰痛ヘルニア

団塊スタイル 腰痛 最新治療 11月6日

更新日:

「腰痛 最新治療」

NHKの「団塊スタイル」という番組で腰痛を取り上げていました。
とても分かりやすく完結にまとめられて腰痛の最新治療法などとても中身の濃い内容だったのでここにまとめてみました。
・腰痛治療の新常識
・腰痛の原因・要因
・腰痛を和らげる「これだけ体操」
・腰痛への恐怖心を取り除く事で腰痛を改善する方法
など、スグに実行が出来て効果が期待出来るものばかりだと思います。

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もう腰痛は怖くない!安静より動かして治す最新治療

50歳を過ぎると4割近くの人が腰痛に悩まされるそうです
・病院に行っても原因が分からない
・治らない
と、腰痛は治らないと諦めている人が多い

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ここで、今までの腰痛治療の常識が覆される新常識が紹介されます。

2012年に日本整形外科学会と日本腰痛学会は腰痛診療のガイドラインを改訂
安静より活動性を維持した方がより早い痛みの改善につながると明記した

腰痛は安静にしておく→間違い!
コスセット→依存しすぎると落とし穴が!

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ぎっくり腰

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激烈な痛みがあるにも関わらずなんと画像検査では異常は見られず原因が特定できないそうです。

椎間板ヘルニア

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椎間板が飛び出して神経を圧迫!
これで恐ろしいほどの激痛が引き起こされる訳ですね
(二度とあんな体験はしたくありません→腰痛ヘルニア体験手記はコチラ

ここで疑問です。画像検査では異常ないのに
「ぎっくり腰はなぜ痛い?」
・椎間板の内側が傷つくか重い物を持つなど筋肉が急な負担が掛かり激しい痛みが起こる
・線維輪と言われる軟骨組織の外側には神経が通っており無理な圧力が掛かると痛みを引き起こす
などが原因と考えられています

簡単!腰を反らす体操

腰痛を改善するための 東京大学医学部付属病院准教授 松平浩さんが紹介する
「これだけ体操」

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これだけ体操

①足を肩幅より少し大きく開く
②骨盤を手のひらで押し込む
※いわゆる腰に手を当てるのではなく「骨盤を押し込む」
③あごを引き息を吐きながら腰を3秒間反らす
イタ気持ちいい所までやって戻す

股関節を足の付け根がストレッチされる感覚
(※尻から膝にかけて痺れが出る場合は中止して下さい)

痛くて反らせない人はうつ伏せで少しずつでも反らす

ぎっくり腰をしてから10年来ぎっくり腰の再発への強い恐怖心から痛む時は安静にしてコルセットが手放せない生活が続いている女性が「これだけ体操」を行いました
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痛みが和らぎ楽に体を曲げる事が出来る様になりました!

コルセットに依存することでかえって腰痛の治りを悪くする可能性がある

なぜ「これだけ体操」が腰痛に効果があるのでしょうか?

前かがみの状態で椎間板が後ろに飛び出て神経を圧迫して痛みが起きる
↓↓
体を反らす事で、軟骨組織を内側に戻し痛みを和らげるそうです
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腰痛治療の新常識
腰ベルトに依存しすぎると回復が遅くなる
長い安静は禁物

恐怖回避思考による悪循環

謎の腰痛を発症

椎間板ヘルニアの手術をした後、よく分からない腰の痛みに悩まされる方が紹介されました。

2度もヘルニアの手術をされており腰痛が起らないように腰を大事に大事にかばうという
専門的に「恐怖回避思考」という状態

・椎間板ヘルニアによる激痛の経験
→再発の恐怖や不安に囚われる
→コルセットをして腰を固定し安静にしているのが日常化している
→腰周りの筋肉が硬直し血液の流れが悪くなる
→痛みを発する物質が生まれ腰痛が再発する
→この悪循環が腰痛を慢性化させる原因と考えられる
画像上はまったく異常がないのに痛みを引き起こす状況になってしまう

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体を動かす事で治す

タオルを腰に当て両手でその端を押さえて
お腹がベッドから離れないようにして腰を反らす体操
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他のリハビリでは、腰は後ろに反らしてはいけない指導されるなど 腰痛患者が一番嫌がる腰の動きの体操を続けてたところ

・あまりにも即効性があった
・長時間やってないのに腰が軽くなる
・痛みが減ってくる、体が伸ばせるようになった

変化を自分で感じることが出来た→ひょっとすると治るんじゃないか!?
精神的な安堵感を非常に強く感じた」との感想を述べています
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・初診時
→腰をかばって猫背でトボトボ歩く

・1ヶ月後
→走っている!

腰を反らす事が出来た自信から腰痛への恐怖心を取り除く事で恐怖回避思考の悪循環を断ち切る事が出来た

腰を反らす体操を繰り返すことによって「安静が第一」「腰をかばわなくちゃ」と思っていた状態を「少しでも腰を動かしても大丈夫」と 変化していくことによって「恐怖回避思考」も減っていっていい結果を生んだと思われる

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脳のリハビリ作戦

映像を見る事で腰痛への恐怖心を減らす

以前NHKスペシャル「腰痛・治療革命」の番組で腰の痛みに悩む人たちに映像を使って腰痛の正しい知識を知ってもらい無用な恐怖を減らそうという試みを行いました

10日間繰り返し「腰痛は良くなる」といった腰痛への恐怖心を取り除く内容の映像を見る
→映像を見ただけで腰痛が改善した人が38%におよんだそうです

「病は気から」を実証したという事です

その映像は
→検索キーワード「NHK 腰痛」で見られます

体を動かす事で恐怖心を取り除く試み

多くの職員が腰痛に悩まされていた介護施設にて
一回三秒腰を反らす姿勢を職員の方に実践していただいた(→これだけ体操)
二週間続けたところ腰痛が大きく改善された職員が出たきた!
コルセットを手放せなかった人が必要なくなった

椎間板ヘルニアが自然に治る

全部ではないが、むしろ椎間板が大きく飛び出してしまった場合は炎症が起こるので
自分の免疫が働いてかえって免疫細胞が処理してくれて早く治る

正しい知識で腰痛への恐怖心を減らす

これだけ体操 横バージョン
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腰の左右どちらかに違和感がある人にオススメの体操
①壁に肘をつき、もう一方の手で骨盤を壁側に押し込みくの字型に押し込む
②左右とも行い椎間板の歪みを正すイメージで行う

戻った時に楽になったら安全

ゲストのアグネスチャンさんが乳がんの手術をした為、反対側の腰に違和感があるとの事でこの体操を試してみえました
私もそうなのですが、椎間板ヘルニアで坐骨神経痛が右側にあたっため、それをかばって左側に負担が掛かり痛むようになってしまいました
こういう症状の方にもこの体操はいいのではないでしょうか

腰部脊柱管狭窄症

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・高齢の人に多い
・腰痛・下肢の痛みやしびれ
年と共に黄色靭帯が分厚くなり神経を圧迫して痛みが出る
腰を反らすと痛み前かがみになると痛みが和らぐ

初期の脊柱管狭窄症の対処法

膝抱え体操

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①両手で膝を抱える
→神経を圧迫していた靭帯が伸びて痛みを和らげる
②疲れたら椅子に足を乗せて休む
20~30分続けるのが理想

どちらの症状にも影響を与えず腰痛に良い体の奥の筋肉を鍛える方法

なんと脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの両方を(!)発症してみえる方が紹介されました
辛い症状を2つも抱えている方がいるのかと驚きました
そういう方は反る体操も屈む体操もしてはいけないそうです

反ることも屈むこともなく筋肉を鍛える方法

腰痛に効く体操インナーマッスルを鍛える
一番負担の掛かる腰椎4番5番を繋いでる一番奥の筋肉を刺激する筋トレ法
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①机に右手を置く
②左手を上げる
③右足を伸ばす
反対の手足も同じように行う
1回10~30秒
1日5分が目安
インナーマッスルを鍛えると体が安定しケガもしづらくなる

-追記-
私は1年以上、右側に坐骨神経痛がありました。
最初にこの体操を試してみたところビックリするくらい左右差を感じました。
右手・左足を上げた時にバランスが取れずに体がグラついてちゃんと掴まっていないと倒れそうでした。
しばらくこの体操を続けてみたところ10秒続けるのも辛かったのが30秒でもラクに出来る様になり
左右差をあまり感じなくなりました。
インナーマッスルが鍛えられているのを実感しました。

注意の必要な腰痛

がんの脊椎移転
・寝ている姿勢でも痛む
・ガンを発症したことがある
・体重が減少している
この場合は医師の診断を受ける

関連記事
団塊スタイル  腰痛借金返済!腰痛改善エクササイズ 7月5日

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まとめ

まずは、
これだけ体操→インナーマッスル体操

コルセットを使う、安静にすると言った受身の治療ではなく
積極的に体を動かして治す→「反撃」ファイトバック!

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腰痛治療の病院の番組を記事にしました
合わせてお読みいただくとさらに腰痛に向かって
ファイトバック!出来ると思います⇒こちらです
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