滋賀・比叡山延暦寺の紅葉が見ごろを迎えました。【東海テレビ/スイッチ2016年11月14日放送】
比叡山 延暦寺
新名神高速道路で名古屋からクルマで約2時間30分、滋賀県と京都府の境に位置する比叡山延暦寺。眼下に広がる雄大な琵琶湖と滋賀・大津市の街並みを見ることができます。
平安時代初期の788年、最澄によって創建された。豊臣秀吉の保護を受けたとされる天台宗の寺院。「古都京都の文化財」として世界文化遺産にも認定。東堂(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)に分かれています。
見ごろを迎えた横川の紅葉。見上げると朱塗りの横川中堂と色鮮やかな紅葉が深まる秋を感じさせます。横川中堂の参道からの眺めも見事です。
〝世の中に 山てふ山は多かれど
山とは比叡の 御山をぞいふ〟慈円
と和歌にもうたわれるほど比叡山は美しいのですね。
比叡山延暦寺の紅葉は、横川から山を下るように西塔、東堂と順に色づいていきます。見ごろは11月上旬から11月末頃まで。
比叡のもみじ もみじ祭り
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比叡のもみじ もみじ祭り
11月23日(水・祝)まで
横川地域
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もみじの苗木やオリジナルグッズが当たる無料抽選会や、無病息災を願う至福大根炊きもあります。ひんやりとした山で、温かい大根炊きはうれしいですね。
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至福大根炊き
11月23日(水・祝)まで
午前10時頃から先着200名に無料配布
横川駐車場
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⇒比叡山延暦寺HP
山王総本宮 日吉大社
比叡山を下りクルマで約20分、秀吉ともゆかりのある日吉大社へ。約2100年前に創祀され、秀吉から手厚い保護を受けた神社。全国約3800の日吉・日枝・山王神社の総本宮。
境内には約3000本ものもみじがあり、関西屈指の紅葉の名所として人気が高いです。中でも山王鳥居の周辺が見どころ。少し坂になっており、アーチ状のモミジのトンネルがあります。
こちらは屋根が付いた特徴的な鳥居です。比叡山をお守りする日吉大社が延暦寺の守り神にもなったことから、神様と仏様どちらもお守りする神仏習合のお社として鳥居の上に合掌を表す三角が付いているそうです。
深まる秋を満喫できるモミジ狩り、見ごろは11月末ごろまで。夜はライトアップされ昼間とは違った雰囲気で紅葉が楽しめます。
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秋の紅葉ライトアップ
11月27日(日)まで
午後5時~午後8時30分
無料
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入苑協賛料300円
日吉大社 社務所
(077)578-0009
日吉大社「神様の使い」
境内には、山王神使〝魔が去る 何よりも勝る〟と縁起がいいとされる「神猿(まさる)」が。
この日はあいにく会えませんでしたが、お守りやおみくじがあります。可愛いですね。
神猿守 800円
神猿みぐじ(金) 500円
滋賀県が誇る、秀吉ゆかりの神社に紅葉の数々。歴史のロマンと共に秋の絶景を満喫できますね。
名神高速道路「京都東IC」から西大津バイパスを北へ約20分