「おちょぼさん」で親しまれている千代保稲荷。月末月初に「月越し参り」が行われます。そして門前町も大賑わいになります。
千代保稲荷神社
岐阜羽島ICから約15分。名古屋からクルマで約50分。岐阜県海津市にある千代保稲荷。
社名の由来は「祖先のみ霊を千代に保て」から来ているそうです。
こちらの参拝方法は独特です。
神様のおつかいのキツネの大好物の、おあげ(油揚げ)とロウソクをお供えします(セットで50円)。おあげに通された輪になったワラは「和を願う」という意味が込められているそうです。
まず、ロウソクに火をつけます。ロウソクの火で身を清める意味が込められています。
次に拝殿に、油揚げをお供えしお参りします。他にはない、珍しい参拝方法ですねー。
お参りの後は、お楽しみの門前町に繰り出しましょー。およそ700mの道に120ほどの店舗が並びます。毎月、月末月初の月越し参りには、深夜から朝方までお店が営業しています。
おちょぼさんの門前町と言えば「串カツ」!。揚げたての串カツに、ソースやどて味噌を付けて食べるのはたまりませんね~。
中でも有名なのは、創業45年になる「串かつ 玉屋」。10月にリニューアルオープンして、なんと壁も畳も机も、全部金ピカ!まぶし~い(笑)。社長も金ピカのスーツで、ご利益ありそうです。月末は、店舗は深夜3時まで、外の揚場は24時間営業しています。
田中漬物食品本店では、じっくり2年も漬け込んだ、養老漬けがあります。コクのある深い味わいだそうです。他には、なんと白菜の漬物が一玉まるごとバケツに入った「バケツ白菜」があります。
門前町で、夜通し食べ歩きしながらブラブラするのも、楽しいですねー。
【住所】岐阜県海津市平田町三郷1980
【電話番号】(0584)66-2613
お供え 50円(おあげ・ロウソク)【千代保稲荷神社 月参り】
10月31日(月)・11月1日(火)