新東名 新城ICの開通で今までより30分も早く名古屋から約1時間30分。愛知・新城市四谷地区に「日本の棚田100選」にも選ばれている新城市「四谷の千枚田」があります。手前から山に向かって奥の方に引き込まれるような石垣が続いています。【東海テレビ/スイッチ2016年5月17日放送】
新城市「四谷の千枚田」
古くは700年前、鎌倉時代から作られてきたとされる歴史ある棚田です。この景色を見ようと例年およそ2万5千人もの人々が足を運んでいますが、今年は新城ICの開通もあって、それを上回るペースで大勢の方が訪れています。この素晴らしい景色を見ると何百年もの間、この地域の方が手入れを続きてみえたのだと感嘆します。
この千枚田、今ならではの絶景は、棚田の間の道を上に登ったところから見られます。水の張られた田んぼに、周りの景色が映りこむ一面の〝水鏡〟になっています。田植えを終えたばかりで、稲がまだ小さい、この時期ならではの景色です。5月下旬まで楽しむことができます。
去年撮影された映像です↓↓晴れ渡った棚田の水面に映りこんで、幻想的な風景が広がります。700年前から続くどこか懐かしい日本の風景は、見ているだけで日ごろの疲れを癒してくれるようですね。
さらに、千枚田の魅力は水鏡の時期だけではなく、これから夏にかけては、青々と育つ稲、山々との緑のコントラストが素晴らしいです。
そして、実りの秋には、昔懐かしい天日干しの稲が幾重にも折り重なって、まるでカーテンのように山すそを彩ります。
まさに、四季折々の絶景を見る事が出来る四谷の千枚田、朝方や夕方頃には、また違った表情を見せるそうです。現在420枚の千枚田が作られているそうですが、平成元年ごろは減反や高齢化で373枚と、かなり減ってしまいました。鞍掛山麓千枚田保存会の方のお話では、昭和46年までは1296枚あった田んぼが減ってしまい危機的な状況でしたが「地域の宝」として残すようにと尽力されたそうです。
そんな、四谷の千枚田は6月には、また違った絶景が見られます。〝みんなで灯そう千枚田〟6月4日(土)午後7時からロウソクを灯すイベントが行われます。駐車場は旧連谷小学校になります。日本の幻想的な風景の世界ににひたれそうです。
四谷千牧田
【住所】愛知県新城市四谷
【電話番号】(0586)32-0022
(新城市観光協会)
⇒新城市観光協会HP【イベント情報】
「お田植え感謝の夕べ みんなで灯そう 千牧田」
6月4日(土)午後7時~
駐車場:旧連谷小学校
問い合わせ:新城市鳳来総合支所
(0536)32-1985
⇒新城市鳳来総合支所HP
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