双子姉妹「きんさん、ぎんさん」。100歳を過ぎても元気な姿で日本中の人気者でしたね。元気の秘密は筋トレでした。きんさんのリハビリを担当したトレーナーに簡単筋トレを教えてもらいました。
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きんさんの奇跡的な回復
「きんさん」テレビに出て人気者になる前は、1人で歩くことが出来ず、しかも初期の認知症だったそうです。
なぜ、あんなに元気になったのでしょう?
実はきんさん、98歳から筋肉トレーニングを始め、筋肉が付いてくるにしたがって、半年くらいから歩けるようになったそうです。
しかも、10までしか数えられなかったのが100までスラスラ数えられるようになりました。98歳からの驚きの回復ですね!
筋力アップに年齢は関係なし!
筋肉細胞は何歳になっても鍛えれば鍛えるほど強くなる。諦めないで、筋力アップを目指しましょう!
セルフチェック
・1カ月で3kg以上の体重の増減
・つまづき・転倒が増えた
・歩くのが遅くなった
・手をつかないと立ち上がれない
1つでも当てはまると要注意!足腰の筋肉が低下している可能性があります。
足腰の筋肉の低下はこんな病気の一因にも・・
・心筋梗塞
・脳梗塞
・下肢静脈瘤
きんさんのリハビリを担当した名トレーナーが足腰の鍛え方を伝授!
久野接骨院(名古屋市南区)院長
故成田きんさんのリハビリを担当
久野信彦さん
筋肉細胞は年齢に関係なく鍛えれば鍛えるほど強くなります。今、筋力に自信がなくても毎日続ければ筋力アップ!
9年前まで車いすだった男性も筋トレを続けて歩けるようになり、人生を取り戻しイキイキした表情をされていました。
加齢による筋肉量は男女とも40歳を過ぎると、10歳加齢するごとに約10%筋肉量が低下!
年を取り運動量が減ったり、家にこもりがちになるのが原因
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筋トレで認知症予防!
筋肉を鍛えて歩くことによって、全身や脳の血流も増える。脳の前頭前野の血流が増えると、脳に栄養因子が出て、伝達機能を持つ神経突起が増える。
筋肉を動かすことが、全身に良い効果を生み認知症予防にもなる。
きんさんは、筋トレで認知症が改善されたうえにテレビ出演などで人と会話する機会が増え、ますます脳が活性化し元気になったようです。笑顔が可愛かったですよね。
足腰を鍛える簡単筋トレ
使うのは枕!
・イスに浅く腰掛ける
・足は肩幅くらい開く
・かかとを引いて、横から見た時につま先とヒザが一直線になるように
・ヒザで枕をはさむ
・枕を強くはさんだまま立つ
筋トレのポイント
1.背筋を伸ばしまっすぐ前を見る
2.1セット10回を1日3セット
枕幅は25㎝くらいがベスト
かかとに重心を置くと立ちやすい
膝が痛い方
1.10秒間 ヒザをすぼめて枕をギュッと挟む
(立ち上がらなくてもよい)
2.1セット10回を1日3セット
大腿直筋(左右)と内転筋(左右)の4つの筋肉。同時に腹筋も。腰にも良い。クビレを気にする女性のウエスト引き締めヒップアップにも効果大。
効率よく血流量が増えるので体もポカポカしてくる。
テレビを見ながら簡単に出来ますね。
久野信彦さんの健康法を紹介した本です。