たけしのみんなの家庭の医学 1月10日放送で、腰痛のタイプ別での対処法、解決法が紹介されました。腰痛のタイプを知って正しい対処をすることが重要だそうです。
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腰痛解決の大切なポイント
腰痛のエキスパート
福島県立医科大学
整形外科学講座兼任教授 大谷晃司先生に伺いました。
①自分の腰痛のタイプを知る
②痛みがどのステージにあるかを把握
↓ ↓ ↓
最良の対処法・治療法が見つかる
日本人に多い3大腰痛
①腰部脊柱管狭窄症タイプ
神経が圧迫されて脚や腰に痛み・しびれが出る病で、原因が特定できる腰痛のうち3分の1を占める。60代から急増する。
ステージⅠ
・寝起きにこわばって重だるい腰痛
対処法
イスに座ってストレッチ
①イスに座り足を肩幅に開き、おじぎをする
②腰辺りがつっぱるのを感じる所で5秒間キープ
③頭の後ろに手を組み、体全体を後ろに下げる
④お腹が少し伸びるのを感じながら、少しきつくなった所で5秒キープ
⑤左側にひねり、少しきつくなった所で5秒間キープ
⑥右側も同様に5秒間キープ
前後左右に四方向に曲げるストレッチを、毎日それぞれ3回行う
関節や筋肉が伸ばされ、やわらかさを維持でき、腰痛の予防・解消に効果的
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ステージⅡ
・身体を後ろに反らすと腰痛と両脚にしびれ・痛み
対処法
おへそ体操
①仰向けでひざを軽く曲げ、太ももに手を置く
②おへそを覗くように、ゆっくり頭を持ち上げる
※この時、痛みが出た場合は中止する
③この姿勢を5秒間キープ
④次に両手を身体の脇に伸ばす
⑤おへそを持ち上げるように、お尻を上げて5秒間キープ
⑥この動作を繰り返す
POINT
・背骨をあまり動かさないようにして行うと効果的
・1日1セットを10~30回
(1日の間に何度かに分けて行ってもOK)
後ろ反らし腰痛の改善法
動いた時の痛みを軽減させるには、腰全体を安定させるために、腹筋・背筋を鍛える
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ステージⅢ
・歩くだけで腰痛と両脚のしびれ・痛み
↓ ↓
対処法
医療機関で受診し治療を行う
②腰椎椎間板ヘルニアタイプ
椎間板の中身が神経を圧迫し、痛みを引き起こす病。原因が特定できる腰痛の3分の1を占める。
ステージⅠ
・突然、腰にズキッとした痛み
対処法
お腹へこませ体操
①イスに座り姿勢を正しリラックスする
②お腹に力を入れてへこませる
③お腹の横に手を当てて、腹筋に力を入れ、筋肉が緊張しているのを感じる
④力を入れた状態を5秒間キープしたら力をゆるめる
1日10回程度行う
椎間板周辺の筋肉を鍛えることで、椎間板への負担軽減になり、痛みの軽減や再発を防ぐ
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ステージⅡ
・前かがみで鋭い腰痛と、片脚にしびれ・痛み
対処法
パピーポジション
(背骨を反らすストレッチ)
①腕を曲げてうつ伏せに寝る
②両手が垂直になるように、ゆっくり上体を起こす
※痛みが出た場合は中止する
④1分間その姿勢をキープ
⑤楽な姿勢に戻る
POINT
上体はできるだけ起こして行うと効果的
腕を伸ばして腰をそらしてもOK
1分間を1日2回以上行う
入浴後は身体が柔らかいので楽に出来るでしょう
飛び出た椎間板をへこませ、前かがみ腰痛の神経への圧迫を軽減させると、痛み・しびれの予防・改善が期待できる
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ステージⅢ
・日常生活に大きな支障をきたす痛み・しびれ
↓ ↓
対処法
医療機関で受診し治療を行う
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③原因の分からない腰痛タイプ
一般の腰痛患者の約85%は原因が特定できない
最近の研究で長く続く腰痛の原因が分かってきた。
それは、腰ではなく脳の機能低下
過激なストレスによって、脳の痛みを抑える物質が減少して、普通なら感じない小さな刺激なども、痛みとして過敏に反応してしまう。
3週間の入院プログラムで
・心理治療
・運動治療
を行い、 自信や達成感によって、脳内の痛みをやわらげる物質が増加。腰の痛みが感じにくくなる。
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