腰痛に悩む人必見!腰痛は脳の錯覚?最新腰痛対策、1日5分で腰痛改善!「腰みがき」の紹介です。【2016年7月30日放送】
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錯覚腰痛
現代人の体の悩みランキングのトップは「腰痛」ですが、85%原因が特定できません。それは痛みは脳の錯覚というのです。徳島県立医科大学整形外科教授 大谷晃司先生。
3か月以上続く腰痛⇒慢性腰痛
脳の錯覚から起こる「錯覚腰痛」があることが分かってきました
脳の錯覚から起こる錯覚腰痛の正体とは?
例えば、腰を曲げて荷物を持っている写真を見て、「わぁ、腰痛そう」っと思ったら、錯覚腰痛の可能性が。
愛知医科大学の研究によると、腰痛がない11人に同じ写真を見せたところ⇒全員なにも感じなかった
腰痛持ち11人に同じ写真を見せると、全員が「腰が痛そう」などの不快感を持った。さらに、そのうちの7人が実際に腰に痛みを感じた。
過去に腰痛を経験して、それが恐怖の記憶と残っている場合
⇒痛みの感じ方が鋭くなっているので、写真を見るだけで 脳が敏感に反応している。そのため、実際に腰に違和感や痛みを感じてしまう。
そもそも腰痛は、痛みの刺激が電気信号として脳に伝わり、脳が興奮状態になる事で起こります。
その興奮を鎮め、痛みの感覚を抑えるのが、 背外側前頭前野「DLPFC」です。
アメリカのノースウエスタン大学の研究によると、慢性腰痛の人は健康な人と比べると、「DLPFC」の体積が約10%少なく機能が低下していることが分かりました。
例えば、同じ痛みでも、健康な人が感じる1の痛みが、慢性腰痛の人には、50にも100にも感じてしまう。
それが、実際の痛みよりも強く感じる錯覚腰痛の正体
腰痛の新常識①
腰痛になったら安静にするのは間違い
以前は、腰痛持ちは安静が大切と言われていましたが、 今では、症状が出た直後を除いて 多少痛みがあっても、 可能な範囲で体を動かす方が 回復が早くなる事が分かっています。
※腰痛発症後4日以降を目安に無理をしない範囲で動きましょう。
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腰痛の新常識②
最新の腰痛治療で処方される意外な薬とは、なんと「抗うつ薬」。
抗うつ薬には鎮痛作用があり、一部に慢性腰痛に効果あり
※抗うつ薬には医師の処方が必要です。
痛みが続くと精神状態が不安定になります。 また、家庭や会社などのストレスが、 より腰の痛みを感じさせやすくなる原因にもなっています。福島県立医科大学では、 整形外科+心身医療科で、 リエゾン(連携)診療を行い成果が上がっています。
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抗うつ薬を処方する事で、 患者さんの気分が前向きになり腰痛改善が期待できるそうです。 ※効果には個人差があります
長い間、腰痛に悩んだ患者さんが、 例えば犬を飼ったり、海外旅行をしたら腰痛が治ったという事例もあるそうです。
自分がやりたい事をやるという事は、非常に大事なことだそうです。こころの問題という事ですね。
腰みがき やり方
福島医大会津医療センター 白土教授が提唱されています。毎日、歯みがきをするように腰痛の痛みのもととなる原因を、毎日の簡単な運動で取り除き強い腰を作るのが「腰みがき」
腰みがき 基本編
腰を背中のストレッチ
①仰向けになり、片方の足を曲げ抱え込む
②膝を胸に付けるように、ゆっくりとひきよせる
③5秒キープ
④元の位置に戻す
⑤これを10回繰り返す
反対の足も同様に行います
足を引き寄せたり、戻す時は腰まわりから背中を伸ばすイメージでゆっくりと
筋肉が柔らかくなり腰まわりの血行がよくなり
腰痛が良くなる効果が期待できる
太もものストレッチ
太ももは、腰のすぐ下の筋肉なので、 腰まわりの緊張もとれ 腰痛改善が期待されます。
①仰向けに寝る
②片方の足のひざを腰のあたりまで上げる
③両手をひざの裏に入れて抱える
④足が伸びるように、ひざを伸ばす
⑤痛みが我慢できる程度で大丈夫
⑥ももの裏が伸びている事を意識する
⑦5秒キープ
1日左右10回行う
腰みがき 応用編
腹筋の腰みがき
腹筋強化
腰をサポートしてくれるコルセット
天然のコルセットを手に入れる
①仰向けになり、両ひざを立て
②足を肩幅に開く
③両手を太ももの上に乗せる
④あごを引き、手を上に滑らせながら
⑤床と背中の間の角度が30~40度になるまで
⑥上半身をゆっくり起こし5秒キープ
⑦その後、元の姿勢に戻す
この時、腹筋を意識しながら行うと
より腹筋強化につながる
10回繰り返す
起き上がる体勢がつらい場合は、 起き上がろうとお腹に力を入れるだけでもOK
背筋強化の腰みがき
腹筋とセットで行うと効果的なのが
背筋強化
腹筋と背筋がバランスよく鍛えられて、 背骨をしっかりと支えられようになるため腰の痛みが出にくくなる。
①おへその辺りにマット(畳んだバスタオル)を入れ
②うつ伏せに寝る
③手は気を付けの姿勢で後ろにする
④あごを引いて床から10㎝上げる
出来る範囲で、少しずつ回数を増やし
毎日続けることが大事!
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