ペットボトルを使った〝温灸〟がNHKで紹介されました。身近なペットボトルで、火を使わずに手軽にお灸と同じ効果があると言います。腰痛が少しでも気になったらスグに実践できますね。
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ペットボトル温灸
鍼灸(しんきゅう)師の若林理砂さんの教える、簡単な方法でツボの位置が正確にわからなくても、ペットボトル温灸なら、すぐに効果を実感できるそうです。
通常、腰痛は寒い時期に出る事が多いですが、最近は冷房の中で過ごす事が多いせいか、夏に重症化するケースが増えているそうです。慢性の腰痛がひどくなったり、ぎっくり腰になる前にケアするといいですね。
確かに私も、熱中症が怖いのでほぼクーラーの効いた部屋にいます。やはり体がすごく冷えるせいか、足が冷たくなってヘルニアで痛めた坐骨神経痛が痛み、足がこわばり動かしにくくなります。
冷える事で、血流が滞って筋肉が硬くなり、痛くなってしまうケースがほとんどだそうです。ペットボトル温灸で筋肉を温めてゆるめれば、痛みは解消するというワケです。
では、さっそくペットボトル温灸のやり方です。
作り方
・ボトルのキャップがオレンジ色のペットボトルを使います。
・先に水道水を1/3入れてから、熱湯を2/3入れます。
(先に熱湯を入れるとペットボトルが変形するので注意)
・70℃~80℃のペットボトル温灸が出来ます。
やり方
ツボにペットボトルの底を数秒押し付けて〝熱い〟と感じたら離します。1ヵ所で3~5回繰り返す。お湯が冷めても20~30分は効果は続きます。基本的に直接肌に当てますが、薄手の服の上からなら効果を感じる。外出先でも出来ますね。
ツボの位置は〝この辺かなー〟で大丈夫。お灸は遠いところから痛みのあるところに近づくのがコツ。なかなか温度を感じなくても、低温やけどを防ぐため、必ず3~5秒で離す。
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腰痛
①おへそから恥骨を結ぶラインを上から下にペットボトルの底面を数回に分けて押して当てる。腰痛持ちは、お腹が冷えて腹筋の柔軟性が失った人が多いそうなのでお腹を温めます。
②ペットボトルを床に横にして置き、その上にひざの裏にある〝委中〟というツボに数回に分けて押し当てる。左右行う。座っていても立って行ってもどちらでもやりやすい方で。
③腰など痛みのある個所にペットボトルを数回に分けて押し当てる。2本持って左右一緒に行ってもいいですね。
※だたし、ぎっくり腰など急性腰痛は炎症を起こしているので、行わないで下さい。
・急性腰痛の時には、ひざ裏を温めた後、ペットボトルを横向きにして左右の脇腹にある〝帯脈〟というツボに数回に分けて押し当てる。2本同時に行ってもよい。
簡単で、気持ちよさそうです。さらに、合わせて同時に行うと効果的な体操があります。
真っすぐに立ち、足の付け根に手を押し当てて(コマネチのポーズ・(笑))、股関節から上半身を曲げる。この時、膝が曲がったりしないように。股関節を意識して上手に使えるようになると腰痛緩和・予防になるそうです。
冷え性
冷房で冷えた体に、こちらも一緒に行うとより血行がよくなりそうです。
・足の指をギュッと握った時に、一番くぼむ〝湧泉〟というツボ。ここに温ペットボトルを数回に分けて押し当てる。体の中から温かくなっくる実感があります。
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