病気になって思う事
まだまだ普段の生活に戻れる自信はありませんでしたが、いつまでも入院している訳にもいかないなぁ・・・と少々焦る気持ちが出てきました。
幸い、子供たちの夏休み中の入院で学校の心配はしなくて済みました。
看護師さんにいつ退院出来るのか聞いてみました。
「だいたい術後10日後くらいだけどね。」との事で、先生に聞いていただいたところ退院のお許しが出ました。
8月27日入院
9月10日手術
9月22日退院予定
長くてあっという間の約1ヶ月間でした。
思い起こせば、ヘルニアになる前は随分と無茶苦茶してたなぁ・・・と、反省と後悔でした。自分勝手に突っ走ってきたバチが当たったのかなぁとか(涙)。
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もともと腕力には自信があったので、掛け持ちで働いていた仕事で無理して荷物をガンガン運んだり・・・自分では年齢を意識した事はあまりなかったのですが、確実に身体は年齢を重ねてるんだなぁと実感。
「若いつもりで、無理をして体を壊した」。と、よく聞く話だと思いますがまさしく今回はその通りでした。
後は、精神的な事も大きな要因だと思います。
長年勤めていた仕事を辞る時に、有給休暇が1ヶ月程あったのでゆっくり出来るなぁ・・・と思い生活リズムも急に変って気が緩んでいました。
そんな時に体調を崩したりする事は、あなたにも経験があるのではないでしょうか。私が読んだ腰痛のブログにも、そんな時にぎっくり腰になりやすい、と書いてありました。
そしてこれは整形外科の先生のお話ですが、人生50年と言われていた時代には脊椎脊髄疾病は珍しかったそうです。そこが悪くなる前に寿命が来るという事ですね。それだけ現代人は長生きになったという事だそうです。
何を隠そう私もまさしく「アラフィフ」(照)。
周りの人からは「神様が、この辺で一度お休みしなさい。」って言ってくれだるんだよ。と諭してくれました。
確かに今回の事は私にとっていろんな事を考える良いきっかけになったと思います。
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体を壊したら、それに掛かる病院代も馬鹿になりません。
私の場合ヘルニアで通院、検査、入院、手術等で総額約40万円程掛かりました。それに退院したからと言ってスグに仕事が出来る訳でもありませんから、しばらくは収入がありません。体が不自由なうちは余計な出費も増えます(例えば料理するもの辛いので外食したりお惣菜を買ったりで、食費が余分に掛かったりします。)
体の回復に時間が掛かりますし、金銭的な面でも大変です。そして、何よりメンタルが不安定になり、鬱になる人もいると言うのも私自身もよく分かります。
いつかテレビ番組で見た、病気に対しては「予防が何よりの治療」が、大きく頷けます。
そんな中、何度かお見舞いに来てくれた友人と笑いながら話が出来たことは、痛さや辛い事も忘れる事が出来て気持ちも明るくなり本当~~に感謝です
そんな思いを巡らせながら退院後3ヶ月毎のMRIと検診の予約を取り、お会計を済ませ、退院の日を迎えます。